特定非営利活動法人 NPO法人 SIDS家族の会

初めてTELした時、精神状態が不穏で、 何度も自殺を考えたり、主人との考え方の違いで すごく思い悩んでいました。

その時、友人より、早くこの会に入会したほうがいいとの勧めと BABYの雑誌より、この会を知りました。

ビフレンダーさんはすごく優しくて、自分のわけのわからない 話をずっときいてくれました。

すごくありがたかったです。

SIDSでないと　だめなのかなと思いながらTelしました。

初めて同情や慰めでなく共感してもらえて

うれしくて涙が止まりませんでした。

全てを受け入れてもらえた事は　何年経っても忘れられません。

電話をかける勇気もいったし、相手の反応にもすごく気をつかった。

忙しいんじゃないか？

あつかましいんじゃないか？

こんな事きいていいのか？

体験に対する感情の違いで「私は・・・・・」というのがおこっているのかな？

など妙に気を回してしまいながらも、それ以上に聞きたかったり、聞いてほしかったりで・・・。

見ず知らずの方なのに一緒に泣いてもらえたことが、とても私の心を軽くしてくれました。

去年の6月頃に初めてビフレンダーの方へお電話をかけさせていただきました。

かける前までは、すごく、ドキドキというか、何と言うか、

何か、とても勇気がいりました。

でも、ビフレンダーの方の声を聴いたとたんに、涙が出てとまりませんでした。

私自身、びっくりした次第です。

私の、亡くなった娘の存在、

また、この先どうしたらいいのかわからない、

そういうことを聴いてほしかったんだなあ、と後になって思いました。

ビフレンダーの方もとてもいい方で、パンフレットを送ってきてくれる際に手紙をいただき、

本当に胸が熱くなりました。

私の大切なあなたは今どこにいるのでしょう。

一緒に過ごした数日間、それはそれはやわらかでかわいらしく時に力強く、かしこい仕草、

そして優しい寝顔が、今もくっきりと心に焼きついています。

あの声も目をとじて耳をすませば聞こえてきます。

あなたと出会ってから、はや九ヶ月、いない現実が夢であればと願った日々。

痛いほど苦しくて、できるならそばに行こうと思い続けた日々。

ほんの少し、冷静になれた今日この頃、もういないのだと実感しながら

「出会えて本当によかった。」そして「生まれてきてくれてありがとう。」と言わなければ、

母としてすてきな人にならないと、いつもあなたを心に思い生きていきます。　

再会できたなら、おもいっきり抱きしめて感謝の気持ちを伝えます。

そんな日が訪れるまで、いつもいつでも見ていてね。本当にごめんなさい。

育ててあげられなかった母より

いつまでも家族だよ・・・たとえ今きみがいなくても。

一度きみという子どもを知ってしまったから、他の子にその場所は埋められない。

一度母親になったら、たとえその子を失ったとしても、お母さんでいることはやめられない。

後戻りできない意識。親になることって厳しいね。

勇気を持って精一杯この人生を全うして、いつか、君のそばに行く時が来たら、

君のためにもう一回子育てがんばるからね。

待っててね。

お母さんも楽しみに待っています。

いつかその時がきたら、もう絶対にきみをはなさない。

夢希奈と愛希奈が生まれてきてくれたこと。巡り逢えたこと。

短命やったけれども・・・

あなた達の母親になれたことは、誇りであり、感謝の気持ちで一杯です。

沢山の笑顔をありがとう。沢山の幸せをありがとう。

あなた達を日々想っているママより